カリフォルニア・キャピタル・エアショー

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California Capital Airshow

毎年9月または、10月にカリフォルニア州都サクラメントの南の空港で開催されるミリタリー系のエアショーです。
2018年は、マザー空港(Mather Airport)開港100周年で博物館からクラシックカーなどを出して展示していました。2018年は、空軍アクロバットチームのサンダーバーズの演目。2019年は、一番人気の海軍ブルーエンジェルスの演目で混雑します。
リノ・エアレースの地上展示は少ないですが、こちらは多数展示されています。

開催情報

開催期間: 毎年9月または、10月の週末。2021年は、9/24(金) – 9/26(日)
開催時間: 土日:9:00AM – 5:00PM (ショー時間: 12:00PM – 4:00PM)
金曜日(ドライブイン):2:00PM開門 (ショー時間: 3:30PM – 7:00PM)
開催場所: サクラメント・マザー空港 (カリフォルニア州サクラメント南部)
入場料: 有料(詳しくは、主催者ホームページをご覧ください)
駐車場: 空港敷地内仮設駐車場(無料:入場料に含まれます)
主催者ホームページ: https://californiacapitalairshow.com/


2019年の会場案内図

行き方

リノからは、下記の2つのルートがあります。
1. I-80を西へ行き、ロックリン(Rocklin)のシエラカレッジブールバード(Sierra College Blvd)を南下、US-50を西へ行きマザーフィールドロードへ
2. I-80を西へ行き、ローズビル(Roseville)のサンライズ・アベニュー(Sunrise Ave)を南下、US-50を西へ行きマザーフィールドロードへ
後は指示に従っていけば到着です。I-80を降りてから10マイル以上あるので長く感じます。2時間15分から3時間で到着します。

2019年の演目

Blue Angels
F/A-18C Hornets (ホーネット)

2019年の目玉の演目は、米海軍ブルーエンジェルス。

 Patriot Parachute Team (ペイトリオット・パラシュート・チーム)

退役軍人を中心とした民間企業のパラシュート・チームです。

California Air National Guard (CA ANG)
カリフォルニア州空軍

California Air National Guardの合同演目です。
146th Airlift Wing: C-130J Hercules MAFFS(Modular Airborne FireFighting System)
144th Fighter Wing: F-15C Eagle
129th Rescue Wing: Combat King II, HH-60G Pave Hawk

Aftershock Jet Fire Truck

世界最速の消防車という、いかにもアメリカらしいモンスターマシン。
Aftershock Jet Fire Truck

B-29 Superfortress (スーパーフォートレス)
“Doc” (Doc’s Friends, Inc.)

2019年は、B-29 Doc (Doc’s Friends, Inc.)の演目および体験飛行があります。
搭乗チケットは、まだ残っているようです。アメリカでは人気のアトラクションとして、誕生日プレゼントなどで、お婆さんも搭乗しているのをよく見かけます。
B-29 Docは、1945年3月に米陸軍飛行隊に引き渡されましたが、戦闘には使われていない機体です。

地上展示

2018年の演目

E-4B Nightwatch (ナイトウォッチ)

今回の目玉の演目の一つナイトウォッチです。核戦争対応で部隊の指揮を行えるよう設計された機体です。エアショーの演出もその様な感じです。
Wikipedia: E-4 (航空機)

B-25 (PBJ-1J) Mitchel (ミッチェル)
“Semper Fi” (センパーファイ)

海軍・海兵隊仕様のB-25 ミッチェルです。リノ・エアレースでは、演目で出ており、有料搭乗体験もありました。キャピタル・エアショーでは、B-17が演目にあるので、X-133零戦と共に地上展示となっていました。
Wikipedia: センパーファイ!
Wikipedia: B-25(航空機)

機首銃座

機首銃座へは、操縦席の下の通路をほふく前進で進むと行けます。機関銃(ブローニングM2重機関銃)は固定されており、弾倉箱等は取り外されています。でも、雰囲気は伝わります。
上記のYoutube動画は、VR180ですので、Youtubeアプリで立体視できます。

ノルデン爆撃照準器

機首銃座にある爆撃照準器です。もう少し真下が見えるかと思っていたのですが、そうでも無いですね。
Wikipedia: ノルデン爆撃照準器

操縦席

さすがに操縦席の機器は大戦時のままではないです。

後部への通路

操縦席から後ろ(写真の下の部分に乗降ハッチがあります)ですが、どう見ても、後ろへは行けません。上には上部銃座があるのですが、未撮影です。

爆弾倉

爆弾層はシンプルな構造?爆弾の固定装置などが取り外されているのかとは思いますが。

上部銃座

上部銃座です。

搭乗(地上展示機)するには?


なお、$25でミッチェルのアパレル(帽子、Tシャツ、バッジ等)が、販売されており、購入すると搭乗できました。
他のC-17 Globemaster III, C-5 Galaxy, UPS, Fedex 輸送機等の操縦席には無料で入れるのですが、そのためか列に並ぶので、有料の方が並ばなくてよいという利点があります。なお、体験飛行するには事前予約とそれなりの金額が必要です。予約なしで可能かどうかは不明です。

Gene Soucy (ジーン・スシー)
Grumman Ag Cat (グラマン アグキャット)

グラマン製の農業用複葉機を使った曲技飛行。
Gene Soucy (ジーン・スシー) ミスターエアショー
Wikipedia: グラマン アグキャット

P-38 Lightning (ライトニング)
F-35A Lightning II (ライトニング2)

Top: Lightning (ライトニング):
P-38J 44-23314/162 “23 Skidoo- Louise”, Planes of Fame Air Museum, Chino CA (プレーンズ・オブ・フェイム航空博物館, カリフォルニア州チノ)
Wikipedia: P-38(航空機)
Bottom: Lightning II (ライトニング2):
F-35A 14-5095 Luke AFB, AZ (アリゾナ州ルーク空軍基地)
Wikipedia: F-35(戦闘機)

今回の目玉の演目の一つ「ヘリテージ・フライト」です。新旧のライトニングが、編隊飛行します。P-38Jのノーズアート「23 スキードゥ」は、撮れませんでした。

B-17G Flying Fortress (フライング・フォートレス)
“Sentimental Journey” (センチメンタル・ジャーニー)

爆弾投下の演出中(地上では連動して火薬を爆発させています)
B-17G Flying Fortress (CAF: Commemorative Air Force)
Wikipedia: Sentimental_Journey_(aircraft)

フライオーバー

トラビス空軍基地(カリフォルニア)

トラビス空軍基地(カリフォルニア)から、フライオーバーで3機の給油機・輸送機が通過しました。

KC-10 60037 Extender (エクステンダー) 給油機 (2018)

Wikipedia: KC-10(航空機)

C-17 Globemaster III(グローブマスター3) 輸送機 (2019)
“Spirit of Golden Gate”

Wikipedia: C-17(航空機)

C-5M Super Galaxy 輸送機 (2019)

Wikipedia: C-5(航空機)

過去の開催

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